設計事務所や建設会社を選定する際にコストを優先することで、施工時の調整不良や不必要な追加費用発生、施工後の不具合頻発など、数多くのトラブルのご相談をいただくことがあります。
弊社では、直接の設計業務や施工業務とは別に、プロジェクト全体の工期遅延、予算超過などのリスクを回避し、品質を高めるために、建設工事のマネージメント業務をお引き受けしております。
この方法では、従来の総合建設会社への一括工事発注を、弊社協力会社の各専門工事業者へ個別発注することで、工事費用の削減や透明化を図ることが出来るというメリットもあり、施主側の立場に立って全体をマネージメントとすることで、説明義務を重視した分かりやすく安心出来るプロジェクトの運営をサポートいたします。
建物・設備には、寿命(耐用年数)があります。 建物の老朽化・劣化を放置すると見栄えの悪化のみならず、構造に重大な影響を及ぼすこともあります。また、外壁材の剥落などによる第三者被害も社会問題となっております。
設備の老朽化・劣化は、ライフサイクルコスト(LCC)の増加に直結し、悪化すれば機能停止に至り、早期復旧が困難な場合もあります。建物・設備は維持管理を徹底しても、竣工した時点から経年劣化がスタートするため、適切な管理を行うためには、的確な現況把握と保全計画が必要となります。
診断結果を基に中長期修繕計画書を作成します。修繕計画書作成に際しては、緊急性、劣化程度、優先順位を専門的に評価して、予算との調整を図りながら総合的に判 断して、適切な計画を立案致します。
経年による劣化・損傷状況及び保守状況のヒアリング調査
(目視調査・打診検査・指触調査ほか)
中性化深度試験・塗膜付着力試験・タイル付着力試験・シーリング劣化試験ほか